基本情報
コンセプト
「楽器小売店舗・本格的音楽ホール」を核にした 「音・音楽のヤマハの情報発信、コミュニケーション拠点」
紹介文
1951年に完成した旧ヤマハ銀座ビルは、日本で活躍したチェコの名建築家、アントニン・レーモンドの設計で、まだ戦後の傷跡が残る銀座に忽然と現れたモダンな楽器の殿堂として人々の楽器への憧れをかき立てました。そして翌々年、最上階に完成した「ヤマハホール」とともに、半世紀以上に亘って銀座の 名所として親しまれてまいりました。
しかし、建設以来半世紀以上を経過し老朽化が進んでしまったこと、銀座地区の建築規制が1998年に緩和されたことなどを受け、2010年2月、新「ヤマハ銀座ビル」として生まれ変わりました。
定休日
なし(年末年始、点検日を除く)
用途
店舗、音楽ホール、音楽教室他
階数
地上 13 階
地下 3 階
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、一部鉄筋コンクリート造(RC造)
敷地面積
635 ㎡( 192 坪)
建築面積
577 ㎡
延床面積
7,583 ㎡( 2,298 坪)
建築主
ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージック東京
設計
株式会社日建設計
施工会社
鹿島建設株式会社
総工費
約 80 億(別館の土地購入費除く)
竣工年月日
2010 年 2 月 26 日
フロア構成 / 2021 年 1 月 31 日時点
10 F ~ 12 F
ヤマハミュージックアベニュー銀座 [音楽教室]
好奇心を持った大人の趣味をお手伝いする音楽教室が、ヤマハミュージックアベニューです。ヤマハ銀座店の10-12階に28部屋用意し、待ち時間もくつろげるよう吹き抜けの開放的なラウンジも設けました。
7 F ~ 9 F
ヤマハホール [音楽専用ホール]
ヤマハが誇る音楽専用ホール
豊かな響きで感動をともに創る空間
6 F
ヤマハ銀座コンサートサロン
イス席は最大94席。木の質感を活かしたインテリアが印象的な空間です。演奏者を身近に感じられるサロンコンサートや講座、展示会などを開催しております。
3 F ~ 5 F
ヤマハ銀座店
国内最大級の楽器・楽譜ソフト専門店です。ヤマハの旗艦店でもあります。
5 F
[ピアノ・電子ピアノ・エレクトーン・アビテックス(防音室)]
4 F
[管楽器・弦楽器・打楽器]
3 F
[楽譜・音楽書・CD]
1 F ~ 2 F
ブランド体験エリア
音・音楽の新しい体験スペースです。
カフェでゆっくり過ごすもよし、鍵盤に触れてみるもよし、アーティストの演奏に聞き入るのもよし。
音楽はあなたの感性で、能動的に体験できるものです。
あなたにとって、心惹かれる何かに出会えますように。
2 F
Discover Your Sound
様々なアーティストの作品からインスピレーションを浴び、新しい音・音楽に出会えるカフェラウンジです。
1 F
Scenery With Music
だれもが音でコミュニケーションでき、気づけば「音楽のある⾵景」の⼀員になれる、カフェスタンド併設のフロアです。
地下 1 F
ヤマハ銀座店 [LM楽器]
※LMはライトミュージックの略で、軽音楽(ポピュラー音楽)のことです。アコースティックギター・エレキギター・エレキベース・ドラムなどの楽器があります。
地下 2 F
ヤマハ銀座スタジオ
ヤマハ銀座スタジオは、ヤマハ音響システムにより、ライブコンサートや講演会に最適な音空間を実現した多目的スペースです。ヤマハ銀座ビルの地下2階に位置し、大音量の演奏にも対応できる十分な遮音設計がなされているのはもちろん、ライブ演奏ならではのステージとの一体感が得られるスペースを実現しています。さまざまなタイプのコンサート、イベントに対応し、多様な空間を演出する昇降ステージやバトン等も装備。内装も自己主張を抑えたニュートラルなデザインになっていますので、ライブ演奏、新作発表など多彩な用途にご活用いただけます。
ヤマハ銀座スタジオ貸し出し終了のお知らせ
2020年6月30日(火)をもちましてヤマハ銀座スタジオのお貸し出しを終了させていただきました。
「ヤマハ銀座ビル」に関するニュースリリース配信履歴
配信年月日 | ニュースリリースタイトル | 配信者名 |
2006 年 6 月 21 日 | 新ヤマハ銀座ビルの建築を決定 | ヤマハ株式会社 |
2009 年 7 月 1 日 | 新「ヤマハ銀座ビル」の開業日決定について 「音・音楽のヤマハの情報発信・コミュニケーション拠点」として 2010年2月26日(金)開業 | ヤマハ株式会社 |
年表
1951 年 12 月
(旧)「ヤマハ銀座ビル」が完成しました。
階数は、地上 5 階、地下 1 階です。
設計は、日本で活躍したチェコの名建築家、アントニン・レーモンドです。
2006 年 6 月 21 日
「ヤマハ株式会社」は、新ヤマハ銀座ビルの建築決定を発表しました。
2006 年 6 月 21 日
新ヤマハ銀座ビルの建築を決定
「音・音楽のヤマハの情報発信・コミュニケーション拠点」として「銀座」に機能強化
2009 年春オープン予定
ヤマハ株式会社
当社は、この程、ヤマハ銀座ビル(販売子会社店舗及びホール機能として活用中 東京都中央区銀座 7-9-14)の建替を決定致しました。新ヤマハ銀座ビルは地上12階、地下3階、延床面積を 7,000 ㎡と規模を大幅に拡大、現在有する店舗、ホールの拡充・強化に加え、スタジオ、イベントスペース等を新たに備え、更に大人の音楽教室、アーティストサービス機能等も統合集約し情報発信力を強化、音・音楽を中心に展開するヤマハの事業活動を「銀座」で実体験頂ける象徴的な拠点として2009年3月にオープンをする計画です。
当社は、同ビルをグループ各社の事業活動、情報の発信拠点として活用し、音・音楽に関するライフスタイルの提案活動を積極的に行っていきます。
◇
ヤマハ銀座ビルは、1951年12月に日本楽器製造株式会社(現在のヤマハ株式会社)の東京支店として建設されました。当時としては先進の設計で店舗内に柱がなく、ガラスを豊富に使用した明るい店舗と本格的な音楽ホールは、大変な評判を呼んだといわれています。
その後、何度かの大規模改装を重ね、現在は当社100%出資の楽器販売子会社である㈱ヤマハミュージック東京の銀座店店舗及び㈱ヤマハホールとして活用され、音楽ファンをはじめとする多くの皆様にご利用を頂いております。
しかしながら、建設以来50年以上を経過し老朽化が進んでいることと、銀座地区の建築規制が1998年に緩和されたことなどを受け、今後の店舗経営の在り方、ブランドイメージ向上の為の活用策等、様々な観点から同ビルの今後の活用方法について検討を進めてまいりました。
その結果、この程、楽器小売店舗・本格的クラッシックホールを核として、大人の音楽教室センターやライブスタジオ、イベントスペース、専門家・アーティストへのサービス機能等を有機的に統合配置した「音・音楽のヤマハの情報発信・コミュニケーション拠点」とするコンセプトを固め、新ヤマハ銀座ビルへの建替を決定致しました。
新ヤマハ銀座ビルは、音楽ライフを彩る製品やレッスン、情報に出会う場となることを基本に、世界のトップアーティストから一般音楽愛好家まで幅広いお客様が訪れ、感動を共有するコミュニケーションの場として愛されることを目指していきます。また、今後発展が期待される音・音楽に関する大人マーケットにおける情報発信拠点として提案活動を行っていきます。
新ヤマハ銀座ビルの概要は下記の通りです。
■新ヤマハ銀座ビルの概要
・コンセプト
「楽器小売店舗・本格的音楽ホール」を核にした 「音・音楽のヤマハの情報発信、コミュニケーション拠点」
・建築概要
敷地面積 : 637㎡(193坪) (現ビルと同じ)
用 途 : 店舗、ホール、音楽教室 他
階 数 : 地上12階、地下3階 (現ビル 地上5階 地下1階)
延床面積 : 7,000 ㎡(2,121 坪) (現ビル 3,729 ㎡ 1,130 坪)
容 積 率 : 1,099% (現ビル 580%)
・フロア構成
1F ポータル(イベントスペース等)
2~5F 店舗(ピアノ、管弦打楽器、楽譜・書籍、CD 喫茶等)
6~9F ホール及びアーティストサービス拠点
10~12F 音楽教室(大人専用センター)
B1F 店舗(ギター、エレクトーン、デジタル楽器、AV機器等)
B2F スタジオ
B3F パーキング
・投 資 額
総額 約60億円
・設 計
日建設計
・概略日程
2006 年 6 月~2007 年 1 月 基本設計 実施設計
2007 年 1 月~3 月 解体工事
2007 年 4 月 建設工事
2009 年 3 月 オープン
注) 建築概要、フロア構成案等については、今後の設計過程で内容が変更される可能性が あります
2007 年 1 月 5 日
「ヤマハ株式会社」は、(旧)「ヤマハ銀座ビル」の営業を終了しました。
2009 年 7 月 1 日
「ヤマハ株式会社」は、新「ヤマハ銀座ビル」の開業日を、2010 年 2 月 26 日(金)とすることを発表しました。
新「ヤマハ銀座ビル」の開業日決定について
「音・音楽のヤマハの情報発信・コミュニケーション拠点」として 2010年2月26日(金)開業
-ヤマハの旗艦店として「音楽ポータル」機能を提供-
2009年7月1日
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、旧ヤマハ銀座ビルの跡地等に建築中の新「ヤマハ銀座ビル」(本館、別館の2棟で構成、販売子会社店舗及びホール機能などを提供、所在地:東京都中央区銀座7-9-14)の開業日を2010年2月26日(金)に決定いたしました。また同時に、本館・別館のフロア構成も決定いたしましたのでお知らせいたします。
旧ヤマハ銀座ビルは、日本で活躍したチェコの名建築家、アントニン・レーモンドの設計により、1951年12月に旧・日本楽器製造株式会社東京支店として建設されました。本格的な音楽ホール「ヤマハホール」までを備えた店舗兼オフィスビルとして、2006年12月まで音楽ファンを始めとする多くの皆様にご利用いただいていました。しかし、建設以来50年以上を経過し残念ながら老朽化が進んでしまったこと、銀座地区の建築規制が1998年に緩和されたことなどを受け、2006年6月に建て替えを行うことを決定しました。
なお当初は2009年春のオープンを予定していましたが、別館隣接地の取得に伴う設計変更、2007年6月の建築基準法改正に伴う審査期間の長期化、近隣への騒音を配慮した工法・工程の採用などによって、開業日の変更に至ったものです。
◇
新「ヤマハ銀座ビル」は、銀座通りに面し地上12階、地下3階建ての本館と、その背面に位置する地上7階 地下2階建ての別館とで構成されます。本館は、初心者からプロのニーズまでをカバーする国内最大級の音楽・楽器の専門店の集合体となる店舗フロアと、アコースティックな音響を追求した新しい「ヤマハホール」、3,000人が在籍可能な大人の音楽教室「ヤマハミュージックアベニュー銀座」などが入り、別館はピアノ、管・弦・打楽器のアーティストサービス機能と事務所が入る予定です。
加えて、多目的音楽ミニホール「ヤマハ銀座サロン」、ライブハウスの機能を持つ「ヤマハ銀座スタジオ」といった多彩なホール施設も備え、音楽に関わるあらゆる情報発信を行う「音楽ポータル」という、顧客とのコミュニケーション機能をあわせ持ちます。プロ・専門家から初心者、音楽愛好家まで、「音・音楽のヤマハの情報発信、コミュニケーション拠点」として、幅広い層の顧客獲得を目指しています。
新「ヤマハ銀座ビル」のデザインコンセプトは、「音・音楽による感動の創造」というヤマハの企業理念に示されている通り、ヤマハらしさを、「音と音楽」そして伝統的楽器の深化だけでなく常に新しい楽器を生み出し続け、新しい音楽シーンの創出を目指す「伝統と革新の融合」と捉え、それらを外観デザインにも表現しています。
<新「ヤマハ銀座ビル」の施設概要>
施設名称 : ヤマハ銀座ビル(本館・別館)
所在地 :
・本館 〒104-0061 東京都中央区銀座7-9-14
・別館 〒104-0061 東京都中央区銀座7-10-14
オープン : 2010年2月26日(金)
* オープン前は本館・別館ともに仮店舗にて営業を行っています。
<仮店舗>
〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-13
敷地面積 :
本館:635m2(192坪)
別館:230m2(70坪)
建築概要 :
・本館
用途 : 店舗、音楽ホール、音楽教室他
階数 : 地上12階、地下3階
延床面積 : 7,583m2(2,298坪)
・別館
用途 : アーティスト支援、楽器R&D、楽器修理等、関連各社事務所
階数 : 地上7階、地下2階
延床面積 : 1,497m2(454坪)
店舗営業時間 : 10:30~20:00
※年末年始、点検日を除く年中無休
設計 : 株式会社 日建設計
施工 : 鹿島建設株式会社
総工費 : 約80億(別館の土地購入費除く)
専用サイト : http://www.yamaha.co.jp/about/yamahaginza/
(7月2日オープン予定)
2010 年 2 月 26 日(金)
「ヤマハ株式会社」は、(新)「ヤマハ銀座ビル」を開業しました。
※当初開業予定は、2009 年 3 月でした。